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- ピンヘッダーにケーブル圧着
まずピンヘッダーを二つに分ける。小さなドライバーを用いて横からこじ開けると簡単だが、その際ピンヘッダーを破損させないようにに十分留意する。
分解したら、ピンヘッダーの一つから金属の端子が出ているので、それにケーブルを合わせる。ケーブルと垂直に合わせないと後で信号が上手く送れないので注意する。エラーが起きた後で原因を探すのはかなり大変なので、エラーの芽はできるだけ摘むようにしておいたほうが良い。
上手く垂直に合わせることができたら、もう一つのピンヘッダーとで挟み、万力を用いて圧着する。
- コネクタの取り付け
ピンヘッダーを取り付けた方とは逆のケーブル端に、各コネクタを取り付ける
fig.1 ピンヘッダーのピン配列図
ピン番号1〜20のケーブルの先端皮膜を2〜3mm剥き、コンタクトを圧着ペンチにて取り付ける。
20本全てのケーブルにコンタクトを取り付け終わったら、下記の表のとおりにコネクタを取り付ける。コネクタのピン番号は下図参照。基本的にピンの数が変わってもピンの並び方は変わらない。要するに、ピンヘッダーのピンとコネクタのピンは、それぞれ番号の若い順に繋いでいく。ただし、表1の項目6のコネクタに関してはピンを配列する順が逆なので注意すること。
挿入位置を間違えた時は精密ドライバーもしくは丈夫な針金を使用してターミナルのツメ(下図参照)を押しながらターミナルをハウジングから抜きとってから挿入し直す。
fig.2 コネクタのピン配列図
コネクタの取り付け方は下図を参照。
表1.ピン配列表
1 | ピンヘッダーピン番号 | 接続するコネクタ |
2 | 1-3 | 3Pコネクタ(メス) |
3 | 4-6 | 3Pコネクタ(メス) |
4 | 7-11 | 5Pコネクタ(メス) |
5 | 12-15 | 4Pコネクタ(メス) |
6 | 20-16 | 5Pコネクタ(メス) |
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番号 |
品名 |
ドキュメント番号,会社名 |
E/C |
数量 |
単位 |
備考 |
1 |
26Pピンヘッダー(メス) |
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E |
1 |
個 |
2.54mmピッチ,13×2列 |
2 |
26芯リボンフラットケーブル |
|
E |
0.3 |
M |
長さは目安なので、各自適当に判断すること |
3 |
3Pコネクタ(メス) |
MOLEX |
E |
1 |
個 |
|
4 |
4Pコネクタ(メス) |
MOLEX |
E |
1 |
個 |
|
5 |
5Pコネクタ(メス) |
MOLEX |
E |
2 |
個 |
|
6 |
コンタクト |
|
E |
20 |
個 |
|
6 |
ロータリーエンコーダ試験用基盤 |
MIRSSTND-ASMY-0037 |
C |
1 |
個 |
|
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